
出版日:2010年9月23日
出版社:ソーテック社
架空の新規事業 を題材にして、アイデアが思いついた段階から、事業計画書が完成に至るまで、具体的なサンプルを提示して解説しています。(パワポで作成した事業計画書、エクセルで作成したフローチャートと損益と収支のシミュレーション)事業計画・事業戦略に関する専門知識、伝わるストーリーのつくり方、数字データのつくり方を”見て”理解してもらえると思います。
筆者が初めて事業計画書を作成した頃は、事業計画関連のビジネス書は文字や抽象的なイメージ図ばかりで「何をつくれば良いのか?」が全く理解できませんでした。そのため、筆者が作成していた事業計画書は「専門用語の意味を間違って解釈している」、「ストーリーがなく、言いたいことが伝わらない」、「数字データのつじつまが合っていない」と何度もダメ出しを受け、試行錯誤しながら何とか仕上げていました。その後、IPO(株式公開)コンサルタント時代に、数多くのベンチャー企業、新規事業の事業計画書をお手伝いさせていただき、独自のハウツーにまで磨き上げることができたと自負しております。
本書は、同じような悩みを持つ人の助けになればと思い、架空の新規事業について、アイデア段階から収支計画まで、サンプル事業計画書を作り上げていくプロセスを実務の視点から解説していく形式で執筆しました。
・・・なお、 IPO(株式公開)コンサルタント時代 の名残が抜けていない時期に執筆したため、掲載している架空の新規事業の規模感が大きくなっています。そのため、個人事業で起業する方には現実離れした印象があるかもしれません。(自分でパパッとできる事業計画書を参照してみてください。)本書は、ベンチャー企業に在籍しているなど、本格的な事業計画書の作成スキルを習得したい方にお薦めいたします。
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