出版日：2022年9月9日
出版社：ビジネス教育出版社
本書では銀行向けと社内向けの二種類を紹介しており、事業計画書のつくり方について解説した上で、それぞれの用途に応じた強調ポイントを挙げています。
事業戦略や商品戦略、営業戦略の説明をわかりやすくするため、「エコバック専門店開業」を事例にした事業計画書サンプルに基づいて解説しており、用語の意味や意義が理解しやすいように配慮いたしました。
また、事業計画に関連する事柄を書類に落とし込む実務にも触れているため、実務書としてご利用頂けると思います。初心者の方であれば、本書サンプルをそのまま真似するようにご自身の事業計画書を書き上げていただければ、それだけで使える成果物に仕上がります。
事業計画や事業戦略に関する知識だけを得ても、その知識を書類に落とし込むハウツーの基本、さらに実態に適合させる知恵がなければ事業計画書は完成しません。本書は、ただ知識を提供するのではなく、最終的には読者の皆様に実践力をつけて頂きたいと考えて、知恵に繋がっていく考え方にも触れています。
銀行向け事業計画書は、金融機関向けであり、資金調達が目的となっております。一方、社内向け事業計画書はビジネスモデルを構築し、事業を継続させるための計画づくりに主眼があります。資金調達を終えた後に倒産してしまう会社は多いですが、そうならないために社内向け事業計画書について丁寧に解説しております。
堅実な事業計画によって、着実に成功に向けて歩んで頂きたいと願って執筆しております。皆さまのビジネスに少しでも貢献できれば幸いです。
